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『欲望と幻想の市場』 エドウィン・ルフェーブル
『事前の研究が必要なのに、知的に疑うこともないまま人は相場に臨もうとする。大して高くない自動車を選ぶときはいろいろ考え悩むのに、相場ではその半分も頭を使わないために、資金の半分も失うような羽目になるのだ。』
感想
伝説の投機王と称されるリバモアの半生を描いています。以前紹介した「孤高の相場師」はリバモア本人が書いていますが、本作はリバモアを丹念に取材したジャーナリストが記した書物です。著者は投資経験がほぼないのだそうですが、記述は詳細で非常に丁寧に描写されています。物書きを本業にしている人はさすがですね。
冒頭の記述は耳が痛いところです。これは結構言い得ていて、特に初めて購入した銘柄などは自動車を買うときの半分も頭をつかいませんでした。幸いにも資金の半分も失うようなことはありませんでしたが、学ぶことの重要性を強く示唆しています。
この本を読んで実践したこと、したいことなど
システムと呼べるほど大層なものではありませんが、かつて明文化した取引ルールに則って投資を進めていくことを心に決めました。
本書を読み始めた時点での投資実績 ()内は前回記事との比較
-124,737円 (+10,600円)
自分で立案した売買ルールにのっとり、新規銘柄を購入しました。
またそのルールで売却益が生まれています。金額は決して多くはありませんが、初めてまともに株式市場から利益を生むことができました。
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基本情報
タイトル：欲望と幻想の市場
著者：エドウィン・ルフェーブル
発売日：1999年4月5日
購入場所：Kindle Unlimited
読み始めた日：2023年11月2日
通し番号：41
ジャンル別番号：お金/投資-31
備考：
『ニュートレーダー×リッチトレーダー 完全プラス期待システム 』 スティーブ・バーンズ
『負けが続く期間に取引をしようとするのは感情面で壊滅的だ。追いつこうと投資をすると致命傷になりうる』
感想
出ました。ニュートレーダーとリッチトレーダーの第二弾です。上記の引用はエド・シコータという方の発言だそうです。この他にも投資の心構えについて、投資家の言葉を数多く引用しつつ紹介しており、示唆に富んだ良書です。
鍵となる考え方は一貫しており、リスクマネジメントと、システムに基づいた客観的で冷静な取引です。
個人的には1作目と同じ人物が登場してきますが、新米トレーダーの単純なサクセスストーリーではなくて本当によかったです。最後のオチはちょっとなーという気も無きにしも非ずですが。
この本を読んで実践したこと、したいことなど
システムと呼べるほど大層なものではありませんが、かつて明文化した取引ルールに則って投資を進めていくことを心に決めました。
本書を読み始めた時点での投資実績 ()内は前回記事との比較
-135,337円 (±0円)
この間売買はありませんでした。
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基本情報
タイトル：ニュートレーダーxリッチトレーダー 完全プラス期待システム
著者：スティーブ・バーンズ
発売日：2016年4月14日
購入場所：Kindle Unlimited
読み始めた日：2023年10月30日
通し番号：40
ジャンル別番号：お金/投資-30
備考：
『金持ち父さん貧乏父さん』 ロバート・キヨサキ
感想
とても有名な本ですね。そのエッセンスだけであれば、それをまとめているサイトもあるので見てみるといいかもしれません。
基本的には投資や自分のビジネスをもつ金持ちvs"勤勉な"労働者として話が展開していきます。とくに後者を中流以下として、かなり批判的なテイストで書かれていますが、勤勉な労働者の端くれとしてはやや受け入れにくい部分もないわけではありません。ただ、指摘自体は腑に落ちることも多いのも事実です。
この本を読んで実践したこと、したいことなど
私個人としては現在の本業を気に入っていますので、投資やビジネスに重点を置くよりも、本業に+αで何かを考えていくほうが性に合っているなと感じました。
本書を読み始めた時点での投資実績 ()内は前回記事との比較
-135,337円 (±0円)
この間売買はありませんでした。
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基本情報
タイトル：金持ち父さん貧乏父さん
著者：ロバート・キヨサキ
発売日：2013年11月6日
購入場所：借り物
読み始めた日：2023年10月29日
通し番号：39
ジャンル別番号：お金/投資-29
備考：読書ノート4冊目終了
『黄金の掟―破産回避術』 ジョン・ボイク
『知性が高いと得てして高慢と自信過剰に陥りがちで、結果的に株式トレードにとっては破滅的で、ひどい痛手を被りかねない』
感想
本書は超有名投資家5名の投資方法や考えをコンパクトにまとめています。彼らの主義をお手軽に学ぶことができるのでとても役立ちます。
冒頭の記述は、しかしながら紹介された有名投資家の言葉ではなく、著者自身の言葉です。また本書で紹介されている投資家も、プライドと自惚れの必要性を説いています。
すみませんでした。私自身が特別知能が高いというつもりはありませんが、どこか自信過剰になっていたことは否めません。損失は出ていますが破滅的でなくて良かった・・
この本を読んで実践したこと、したいことなど
だんだん取引について慎重に考えるようになってきました。
本書を読み始めた時点での投資実績 ()内は前回記事との比較
-135,337円 (±0円)
この間売買はありませんでした。
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基本情報
タイトル：黄金の掟-破産回避術
著者：ジョン・ボイク
発売日：2009年10月16日
購入場所：Kindle Unlimited
読み始めた日：2023年10月27日
通し番号：38
ジャンル別番号：お金/投資-28
備考：読書ノート4冊目終了
『ニュートレーダー×リッチトレーダー 株式投資の極上心得』 スティーブ・バーンズ
『新米トレーダーがマーケットに参入した場合、彼が即座に得られるのは経験だ。もちろん金は失うが。』
『楽して金を儲ける方法を探す人間は、そのような方法が地球上のどこにもないことを証明するために代償を払うはめになる』
感想
私はこの本大好きです。本書は新米トレーダーがリッチトレーダーと対話しながら成長していく様子を物語風に描いています。トレーダーが利益を得るために、どういう態度で臨むべきか、その示唆に溢れています。タイトルの「極上の心得」、まさにその名に恥じない書籍です。
その中でリッチトレーダーが指摘していますが、初心者は株式売買をすると経験は得られるのですが、私もしっかりお金を失いました。これは真理なのでしょう。当てはまりすぎます。名言すぎませんかね。
そして本書の中では、株式売買に相応の努力が必要なことを、リバモアの言葉を借りて、『楽して金を儲ける方法を探す人間は、そのような方法が地球上のどこにもないことを証明するために代償を払うはめになる』と説明しています。投資関連書籍で登場する人物は、必ず努力をしています。その結果利益を上げられるようになるのです。当然簡単に勝てる世界ではありません。全員儲けるために参入してきているのですから。
そう考えると自分はどうすべきかなのでしょうか。
この本を読んで実践したこと、したいことなど
本書では自分の取引ルールの明文化することを勧めています。これまでの知識を用いて自身の取引ルールを策定し、取引ノートに記録しました。
本書を読み始めた時点での投資実績 ()内は前回記事との比較
-135,337円 (±0円)
この間売買はありませんでした。
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基本情報
タイトル：ニュートレーダー リッチトレーダー 株式投資の極上心得
著者：スティーブ・バーンズ
発売日：2013年6月27日
購入場所：Kindle Unlimited
読み始めた日：2023年10月26日
通し番号：37
ジャンル別番号：お金/投資-27
備考：
『今まで損をしていた理由がわかる！株式投資の真実』 悟流剛
感想
思えば少し目先が変わってきたようです。これまでは勝つ、儲ける、といった利益に目を向けたタイトルの書籍が多かったのですが、今後は損失のコントロールに留意することになります。本書では投資の真理を「期待値があることに対して、破産しない範囲で資金を投じてリターンを得る」ことだと説いており、著者は逆張りと分割売買を推奨しています。
しかし初心者に最も難しいのは、他ならぬ「期待値の推定」なんですね。どうすべきか。。
この本を読んで実践したこと、したいことなど
私には本業がありますから、どっしり構えていきたいです。安定的に株式投資で利益を生むのは困難なのでは？
本書を読み始めた時点での投資実績 ()内は前回記事との比較
-135,337円 (+56,100円)
IPOに初当選し、初値で売却し利益を得ました。祝初当選！
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基本情報
タイトル：今まで損をしていた理由がわかる！株式投資の真実
著者：悟流剛
発売日：2022年12月13日
購入場所：Kindle Unlimited
読み始めた日：2023年10月26日
通し番号：36
ジャンル別番号：お金/投資-26
備考：
