『投資の指標を読んでヤマ勘投資をしてはいけない』
感想
株式投資の勉強をすると必ず出てくるPER、でもよくわからない、そのほかの指標も全然わからない、ということで読んでみた書籍です。なんとなく買ってしまう「ヤマ勘投資」って、やってしまいますよね。。
本書は単なる指標の解説書ではありません。経済全体の流れを知るための経済分析から、財務3表を用いた企業分析、PERなどの各種指標を用いた株価分析に至るまで詳細に解説しています。個人投資家の最大の武器である長期投資を推奨し、配当による安定的な収入も狙う手法です。ただ、大変残念なことに私のような初心者は短期で結果を出したくなってしまい、本書の指摘を十分に活かすことができませんでした。反省しきりです。
株式投資で利益を上げることを目指すなら、本書は幅広く学べるので是非とも読んでおきたい一冊です。なお、現在は本書に加筆修正された「株式投資で勝つための指標が1冊でわかる本」が出ていますので、こちらがよいかと思います。個人的には「PERって何？」というタイトルのほうが興味がそそられるところです。
この本を読んで実践したこと、したいことなど
実は本書を読む2日前に、なんとなく業績良さそう、チャートもなんとなく良さそう、なんか昔からある知ってる企業だし良さそう、というなんとも曖昧な理由で初めての個別株式投資を始めていました。その後損失が生じて、わけもわからず売却することになります。ダメダメですね。
銘柄のスクリーニングとして自己資本率、売上高成長率、前年比当期純利益伸び率、配当志向、配当利回り、PER、PBRの数値を設定し、その上で個別株式投資を続けていくことになるのですが果たして。。
本書を読み始めた時点での投資実績 ()内は前回記事との比較
2023/9/20、9/21とついに個別株を購入しました。
まだ損益はありません。
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基本情報
タイトル：「PERって何？」という人のための投資指標の教科書
著者：小宮一慶
発売日：2018年1月23日
購入場所：Kindle Unlimited
読み始めた日：2023年9月22日
通し番号：21
ジャンル別番号：お金/投資-12
備考：
